XserverでPukWikiを手動インストール

 

個人的なデータベースとしてwikiの利用を考え、PukiWikiをインストールすることに。

PukiWikiはXserverの「簡単インストール」から最新バージョン(1.5.1)がインストール可能だが、残念ながらこのバージョンは、PHPの最新バージョンである7.2系は非推奨。

かと言って、PHPのバージョンを推奨の7.0系に落とすのも癪なので、取りあえず試しにインストールしてみた。

一見、問題なく動いているように見えたが、登録ページの削除やトップページのタイトル変更ができないことが判明。。。
仕方がないので、PHPを7.0系にダウングレートしてみたら、今度は表示そのものがおかしい始末。。。

困ったあげく、公式サイトからダウンロードしたクライアントを使って、SSHから手動インストールを試してみたら、なんと問題なく稼働。

技術者でもないので理由は不明だが、一応、備忘録として、手順を書いておく。

 

  • まずは、公式サイトから最新版のクライアントをダウンロード

ダウンロード先:https://pukiwiki.osdn.jp
ダウンロードファイル:pukiwiki-1.5.1_utf8.zip (バーション1.5.1)

  • ftpでサーバーのインストール先フォルダにアップロード

私はサブフォルダ(wiki)にアップロード
(サーバーアドレス)/public_html/wiki/

  • ターミナルからSSH接続して、アップロード先フォルダに移動し、ダウンロードファイルを解凍

unzip pukiwiki-1.5.1_utf8.zip

  • ルートにあるPukiWikiの設定ファイル「pukiwiki.ini.php」を書き換え

$ vi pukiwiki.ini.php

$modifier(管理者の名前)を任意のものに変更
・  $modifier = ‘hoge’;

$modifierlink(管理者のWebサイトへのリンク)を任意のものに変更
・  $modifierlink = ‘https://hoge.xsrv.jp/wiki/’;

管理者パスワードの設定
・  $adminpass = ‘{x-php-md5}’ . md5(‘password’);

 

設定は以上。

あとはブラウザからアクセスすれば、めでたく使用できます。

めちゃくちゃ簡単でした。

XserverでownCloudを運用

もう7年近く、Seversman@VPSを利用していたが、最近サーバーが不調で、今さらVPSでサーバーをガシガシ弄ることもないので、レンタルサーバーですこぶる評判の良い「Xserver(X10プラン)」に移転。

いや、マジで快適。笑

こんなことなら、もっと早く移っとけば良かったと後悔。

で、普段、仕事の作業中ファイルの受け渡しやファイルの格納で利用していたownCloudを早速インストール。

残念ながら、「簡単インストール」のアプリにはないので、SSHを使って手動でインストール。

インストール方法は、至って簡単で、VPSよりも断然ラク!

一応、備忘録として手順を記載しておく。

 

まずは、XserverでSSHの利用可能設定。

  • XserverのSSH機能をON:Xserverのサーバーパネル>アカウント>SSH設定 から「SSH設定をON」
  • XserverのSSH機能を利用するには公開鍵認証が必要なので、Macのターミナルを起動して、公開鍵を作成
    • $ cd ~/.ssh (ディレクトリ移動)
    • $ ssh-keygen -t rsa -b 4096 -C “コメント”  (コメントは自由に記載)
    • Enter file in which to save the key (/Users/hoge/.ssh/id_rsa): hoge_rsa (「hoge_rsa」は自由に鍵の名前を指定)
    • パスフレーズを求められるので、適当なパスワードを指定
    • 2つのファイル(hoge_rsa, hoge_rsa.pub)がカレントディレクトリ(/.ssh)に作成される
  • 「hoge_rsa.pub」をテキストエディタ等で開いて、中身を全てコピー
  • XserverのSSH設定にある「公開鍵登録・設定」のタブを開き、テキストボックスに「hoge_rsa.pub」の中身をペーストして登録

 

これでSSHが使えるようになるので、Macのターミナルでサーバーにアクセス

  • $ ssh -l サーバーID -i 秘密鍵ファイル名(この例ではhoge_rsa) サーバーID.xsrv.jp -p 10022
    
    ※ パスフレーズを求められるので、公開鍵作成時に指定したパスワードを入力

 

次に、ownCloudで利用するデータベースを作成。

  • Xserverのサーバーパネル>データベース>MySQL設定>MySQL追加で、データベース作成
  • MySQLユーザー作成で、ownCloudを利用するユーザーを作成
  • MySQL一覧で、作成したデータベースに上記ユーザーを「アクセス権所有ユーザー」として登録(ドロップメニューで選択)

 

続いて、ownCloudのクライアントをダウンロードし、サーバーに展開。

cd サーバーid.xsrv.jp/public_html

wget https://download.owncloud.org/community/owncloud-10.2.1.zip

unzip owncloud-10.2.1.zip

※ 10.2.1が2019年7月現在の最新版

上記例は、public_html直下にインストールする場合なので、サブフォルダにインストールする場合は、そのフォルダで展開(unzip)すること。

尚、セキュリティの観点から、ドメインには必ずSSLを設定しておくこと。

 

これで準備は全て完了。

 

Safariで「https://id.xsrv.jp/owncloud」(public_html直下にインストールした場合)にアクセスするとインストール画面が出るので、適当なユーザー名とパスワードを設定し、「ストレージとデータベース」をクリックして、作成したMySQLの情報を入力して、最後に「セットアップを完了」をクリック。

※ ホスト名はデフォルトで「Localhost」となっているがサーバーパネルのMySQL情報にある「mysqlxxx.xserver.jp」を指定すること。

 

インストールが完了すると、晴れてownCloudが利用可能に。

 

以上。

めっちゃ簡単でした。

 

開口一番

シンガポールに単身赴任して3年。

その間、東南アジア各国にも頻繁に出張で訪れ、気温だけでなく、経済・市場の熱気を肌身で感じてきた。

そのエネルギーにかつての若さを取り戻したような錯覚とともに、仕事もプライベートも充実の毎日。

その夢のような日々もいよいよ終わりを告げ、日本に帰任することに。。。

 

もちろん、日本も悪くはないが、この3年間で開ききった毛穴が日本の冬を恐怖させる。。。

今の徒歩通勤から、朝の満員電車に乗ると思うだけで既に苦痛。

なにせ、シンガポールは世界中から人が集まる経済の要衝の地。

それ故、様々な人種・文化が入り混じっているせいか、まずお互いの persona space を基本的に尊重する。

なので、エレベータやMRT(地下鉄)が混雑する時間帯でも、お互いの体が触れないようにそれ以上は誰も乗り込まない。

実際にはそれであたりまえのように会社に遅刻するのだが、むしろ心の余裕すら感じる。

 

その一方で、住み慣れた日本も少し楽しみにしている。

日本では味わえない経験をしたことで、逆に、日本の良さを改めて発見できるような気もしている。

 

いずれにせよ、まずは荷物と共に心の準備をしますか。