開口一番

シンガポールに単身赴任して3年。

その間、東南アジア各国にも頻繁に出張で訪れ、気温だけでなく、経済・市場の熱気を肌身で感じてきた。

そのエネルギーにかつての若さを取り戻したような錯覚とともに、仕事もプライベートも充実の毎日。

その夢のような日々もいよいよ終わりを告げ、日本に帰任することに。。。

 

もちろん、日本も悪くはないが、この3年間で開ききった毛穴が日本の冬を恐怖させる。。。

今の徒歩通勤から、朝の満員電車に乗ると思うだけで既に苦痛。

なにせ、シンガポールは世界中から人が集まる経済の要衝の地。

それ故、様々な人種・文化が入り混じっているせいか、まずお互いの persona space を基本的に尊重する。

なので、エレベータやMRT(地下鉄)が混雑する時間帯でも、お互いの体が触れないようにそれ以上は誰も乗り込まない。

実際にはそれであたりまえのように会社に遅刻するのだが、むしろ心の余裕すら感じる。

 

その一方で、住み慣れた日本も少し楽しみにしている。

日本では味わえない経験をしたことで、逆に、日本の良さを改めて発見できるような気もしている。

 

いずれにせよ、まずは荷物と共に心の準備をしますか。